第12・13回志摩病院多職種研修会を開催しました。



10月11日(水)13:30から2階講堂において多職種研修会を開催しました。
 鳥羽志摩薬剤師会とのコラボでは、普段は夜間開催することが多いのですが、今回は
昼間の時間帯に開催することで、夜間参加できない専門職のニーズに応えられました。
『介護職からの質問やジェネリック医薬品、服薬管理の工夫、薬剤師の在宅業務』をテーマに、うえむら薬局 上村肇薬剤師(鳥羽志摩薬剤師会会長)から講義を受けました。
薬を飲み忘れた場合、いつ飲んだらいいのか、また薬を飲み忘れないような工夫や
お薬手帳の意味など学ぶことが出来ました。


 かかりつけ薬局はただ薬をもらう場所ではなく、薬ついての相談なども
気軽に相談に乗ってもらえる場であることをケアマネジャー等が理解し、
医師に伝えにくいこともまず薬剤師に相談してみる・といった工夫で
連携していくことができます。専門職それぞれのできることをしっかり把握し、
連携をしていく関係を構築していくことを学びました。




11日(水)19:00からはデンタルクリニックたかはしの高橋稔子歯科医師から
『嚥下障害と口腔ケア』についての講義を受けました。
高齢者の方で嚥下障害の方が増えてきており、また誤嚥性肺炎になる方が
多くなってきています。口腔内に舌苔や食べかす、手入れしていない義歯などがあると
誤嚥性肺炎につながるので、口腔内は常に清潔にしておく必要を学びました。
また歯ブラシの使い方や食前に行う唾液マッサージの方法を教えて頂き、参加した
ケアマネジャーや施設職員、リハビリスタッフ等は
『今後自宅や施設でもぜひ実施していただだけるよう勧めます。
利用者の支援に役立つ内容でした』と話していました。

 講義後のミニ交流会には山本修会長(鳥羽志摩歯科医師会)や高橋楠彦先生
(デンタルクリニックたかはし)にもご参加いただき、充実の研修会になりました。


ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。


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