12月の新人看護師研修は『緩和ケア・家族ケア』と『エンゼルケア』についてでした。
看護師として働く中で、治療を終え元気に退院される嬉しい別ればかりではなく、時には最期の時をお見送りする悲しいお別れもあります。
看護師として、その人がその人らしい最期を迎えることができるように、どういった関わりができるだろうかということを緩和ケアチームの看護師を講師に招き、講義をしていただきました。
グループワークでは自分たちの死生観について話し合いました。人には死生観があり、人によって死生観は違うということを知り、その人の死生観を知ることでその人らしい最期を迎えられるようなケアに繋がるということを学ぶことができました。
またグリーフケアについても学びました。グリーフケアとは家族や友人など親しい人との死別を経験したことで悲嘆の日々を過ごしている人に寄り添うケアのことです。悲嘆から立ち直るプロセスについて学び、どのようなケアができるのかを事例検討を通し学ぶことができました。新人看護師からは、ターミナル期にある患者様やそのご家族様とどういった声掛けや関わりをしたらいいかわからなかったけど、今回の講義で少し理解することができたという意見も聞かれました。
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