9月2日(水)第3病棟(病棟2階)から出火したとの想定のもと消防訓練が行われました。
今年度はコロナ禍の為できる限り密にならず少人数で実施しました。
医師、看護師、医療技術職員、事務職員など、29人が参加し、初期消火、避難誘導、消防署への通報訓練に取り組みました。この訓練は、病棟2階の感知器が作動したとの放送を合図に始まり、近くにいる職員が火災を発見、駆けつけた消火班とともに消火器を用いて初期消火に当たりました。また、避難誘導班は歩行できない入院患者役の職員をエアーストレッチャーを用いてエレベーターホール前まで搬送しました。設置された災害対策本部では到着した消防隊に火災状況などを報告し、それぞれの持ち場において職員が連携し、訓練を進めました。
この訓練では、火災発生から消防隊到着、報告までの一連の動きを総合的に行い、初動活動の手順や病院の消防防災設備の機能などを学ぶことができました。
訓練の後、消防署より訓練用消火器を使った消火訓練や普段使用する機会のない屋内消火栓の取り扱い説明を行っていただきました。
病院は、消防法により年2回の消防訓練及び避難訓練が義務付けられています。
いざという時、職員一人ひとりがその場の状況を的確に判断し、適切な行動ができるよう、さらに訓練に取り組んでいきたいと考えています。
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